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■開催概要

■期 日:2012年5月4日(金・祝)
16:00〜18:10 終了後、懇親会を予定しております。
■会 場:グラツィエ (JR高崎駅 東口徒歩7分)
高崎市双葉町1-10 Tel:027-321-5592

【講演1】

鳥飼 幸太 氏

1 所属している団体名

国立大学群馬大学
先端科学研究指導者育成ユニット
重粒子線医学研究センター/医療情報学

2 活動内容

重粒子線シンクロトロンに関する研究
高精度重粒子線治療システム・医療情報学の研究

3 過去の主要な論文、研究発表テーマ、著作

1 Manipulation of a cooled beam for future heavy ion therapy Nuclear Instruments and Methods B, Vol.266, Issue 10, pp.2190-2193, 2008
2 井上洋監修、"RadioSurgery Textbook" 第4章F重粒子線治療, メディカ出版、2012
3 Kota Torikai et al., Sub-mm Therapeutic Carbon-ion Irradiation Port in GunmaUniversity, International Particle Accelerator Conference (IPAC2011)

・全種イオン加速器の発明(2008年全国発明協会・21世紀発明賞 皇室表彰)
・高エネルギー円形加速器に於ける誘導加速の研究(平成18年度文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門))

4 今回の講演テーマ

放射線・生活・リスク

5 最近読んだ本で注目している本

鴻上尚史 「空気」と「世間」 講談社現代新書


【講演2】

真塩 光枝 氏

1 所属している団体名

農事組合法人国府野菜本舗

2 活動内容

地場産の野菜を使用しての加工、販売
伝統野菜の栽培等

3 過去の主要な論文、研究発表テーマ、著作

「都市と農村の交流」

4 今回の講演テーマ

地産地消に取り組んで

5 最近読んだ本で注目している本

「激流に生きて」知人の元県議の自叙伝。
このますます混迷する社会の中で、社会全体が自信を取り戻すために自分として何をなすべきか、何ができるのか自分をしっかりみつめることの必要性を感じた。

《参考》

地域が持つ「財産」は見過ごされたり、過小評価されがち。野菜好きに名の知れた「国府の白菜や人参」も例外ではない。
「国府野菜の素晴らしさを、より多くの人たちに知ってほしいと農家の女性21人が集まり農事組合法人『国府野菜本舗』を立ち上げ、野菜とおばんざい(惣菜)の店を開いたのが8年前。去年から土屋文明記念文学館2階で農家レストラン『菜花(さいか)』も始めました」
 食文化は暮らしの基本。それが時代とともにすたれてきている。旧家の嫁、児童館職員、農協の女性リーダー……、人生の履歴に、国府野菜本舗代表理事が加わった真塩さんは、全国でも数少ない「地産地消の仕事人」(農水省選定)のひとり。
「国府野菜本舗では、季節の野菜をはじめ、太巻き・草餅・まんじゅう・煮もの・漬物・ピクルスまで、手作りにこだわった味が好評です。『菜花(さいか)』の食事も、野菜がふんだんですから、健康志向・免疫力重視の世の中にぴったり。すぐれた素材を加工すれば、魅力的で体によい料理になることをアピールしたくて」
 独特の甘味をもつ細長い国府人参は、生産者が一軒だけになり、「幻の人参」になる危機。「この人参を守ろうと、地域の人たちが手をあげて、栽培に取り組んでいます。こんな動きを広げることが大切では」
 かつて、それぞれの家ごとにあった「家例」にしたがって女性たちは冠婚葬祭の場の食事を手作りしてきた。晴れの場、悲しみの席……、それぞれにふさわしい伝統食がある。今、残さなければ、消えてしまいかねない。
「さまざまな根菜類や豆類のお粥や、油を使わずに炒めた野菜の汁にとろみをつけた『ざく煮』、白菜・人参・こんにゃくを使った『炒り菜』……。この地には素朴で身も心も温まる料理がたくさんあります。ざく煮が油を使わないのは、結婚するふたりが『水と油のようにけんかしない』という縁起かつぎ。伝統の文化を、みんなの力で未来に伝えたいものです。」
(2011年9月27日付 たかさき毎日「人」より転載)


【講演3】

若狭  徹氏

1 所属している団体名

高崎市教育委員会

2 活動内容

業務では文化財保護・史跡整備を担当。研究面では古墳時代の社会論

3 過去の主要な論文、研究発表テーマ、著作

【学 位】
博士(史学)(明治大学)
【現 職】
高崎市教育委員会 教育部 文化財保護課 埋蔵文化財担当係長
【役職等】
日本考古学協会・埋蔵文化財保護対策委員会委員(東京)
考古学研究会・全国委員(岡山)
群馬県地域文化研究協議会・役員(群馬)
(前)文化庁・埋蔵文化財行政の整備充実に関する研究会・協力員(東京)
文化庁発掘調査のてびき作成委員会作業部会委員(東京)
史跡古津八幡山古墳調査指導委員(新潟県)

【略 歴】
1962年生まれ。
1981年 群馬県立高崎高等学校卒業
1985年 明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。
1986年 群馬町教育委員会に文化財専門職として採用される。
以後、史跡保渡田古墳群の調査および整備、上毛野はにわの里公園の建設、かみつけの里博物館の建設・運営にたずさわる。高崎市との合併を経て現職。
2006年 明治大学大学院から博士号を授与(学位論文『古墳時代地域社会構造の研究』)
研究領域: 日本考古学。特に弥生・古墳時代社会論を専門とする。
【受 賞】
明治大学駿台史学会賞(明治大学駿台史学会)1985年3月
石川薫地域文化賞(群馬県文化振興会)2003年12月 
藤森栄一賞(長野県考古学会)2010年2月
濱田青陵賞(朝日新聞社・岸和田市)2010年9月
【著 書】
〔単著〕『古墳時代の地域社会復元−三ツ寺?遺跡』新泉社、2004年(東京)
『古墳時代の水利社会研究』学生社、2006年(東京)学位論文を公刊したもの
『もっと知りたい埴輪の世界−古代社会からのメッセージ』東京美術、2009年(東京)
〔共著)『埴輪群像の考古学』青木書店 2008年(東京)、
『週間朝日百科 日本の歴史 −倭国誕生と大王の時代』朝日新聞社、2004年(東京)
『文化財と現代』同成社、2009年(東京)
『はじめて学ぶ考古学』有斐閣 2011年(東京)
〔論文〕『考古学雑誌』、『考古学研究』掲載の査読付き論文をはじめとして多数あり。
【その他の活動】
 〔マスコミ出演〕NHKクローズアップ現代「謎の巨大はにわ群発掘」2002年ほか
 〔講演・講座出講歴〕朝日カルチャー新宿・横浜、中日新聞カルチャー名古屋、明治大学、専修大学、南山大学、大東文化大学、大阪府立近つ飛鳥博物館、奈良国立文化財研究所、埼玉県立さきたま資料館、埼玉県埋蔵文化財調査事業団、長野県文化財センター、滋賀県立安土城考古博物館、横浜市栄区歴史講座、栃木県那須野が原博物館、岐阜県可児市、茨城県土浦市、群馬県内博物館・公民館等出講多数

4 今回の講演テーマ

古代高崎の渡来文化

5 最近読んだ本で注目している本

都出比呂志「古代国家はいつ成立したか」岩波新書

講演会風景
1.
第3回記録写真
参加者が来場し始め、ヨシナガ・アカデミーがスタートします。

2.
第3回記録写真
大分席が埋まってきました。その1


3.
第3回記録写真
大分席が埋まってきました。その2
4.
第3回記録写真
事務局長挨拶。

5.
第3回記録写真
第一講演者・眞塩氏。

6.
第3回記録写真
熱心に聞き入る参加者の方々。今回100名を超え、主催者としては嬉しい限りです。

7.
第3回記録写真
第二講演者・鳥飼氏。
8.
第3回記録写真
放射能のリスクと安全性については、講演を聴き蒙を啓かれること大でした。

9.
第3回記録写真
第三講演者・若狭氏。
10.
第3回記録写真
古代群馬の実力を知り、プライドを持ちました。

11.
第3回記録写真
吉永先生から講評。
いつも思うのですが、先生の守備範囲はなぜあんなに広いのでしょう。
懇親会風景

12.
第3回記録写真
総合司会の小見さんです。懇親会の案内をしているところです。

13.
第3回記録写真
橋爪さんの音頭で、眞塩さんの国分人参のジュースで乾杯です。その1


14.
第3回記録写真
乾杯。その2
15.
第3回記録写真
懇親会風景。その1

16.
第3回記録写真
懇親会風景。その2
17.
第3回記録写真
今年も吉永先生からピリッとしたお話をいただきました。

18.
第3回記録写真
お話に聞き入る参加者の方々。その1
19.
第3回記録写真
お話に聞き入る参加者の方々。その2

20.
第3回記録写真

第一回講演者、斎藤さんです。
研究継続中だそうです。今回、締めのご挨拶をいただきました。


以上のような雰囲気で第4回ヨシナガ・アカデミーが無事開催されました。
皆様のおかげです。

社会情勢がめまぐるしく変化していますが、その中で変わることなく純粋に「知」を求めていきたいと考えております。
来年も今年以上の参加者の方々をお迎えしたい! スタッフの熱き願望です。

6月13日に第5回ヨシナガ・アカデミーに向けての最初のスタッフ会議が持たれました。
運営に参加してみようという方、ボランティア募集中です。
どうぞ事務局までご一報下さい。